「季節のたより 晩秋から初冬の訪れ」

  暖かい晩秋になりました。10月はめずらしく霜もなくメリハリのない黄葉に終始しました。11月に入ってようやく降霜が見られるようになり、平年の気温に戻りました。カケスの番いがときどき現れ、ドングリの実を漁る姿が見られる季節になりました。

 今年もはや11月、師走も間もなくです。初冬の訪れに1年の歳月の経過をふりかえっています。

 春のオオヤマザクラ、夏のヤナギランに、秋のマツムシソウ、そして冬の雪の彩りといった具合に華やかな、いつも通りの1年でした。

 私事で恐縮です。10月初旬に「あやなす歳月の譜」、副題が「山小屋の窓辺から」というタイトルの書籍を上梓しました。霧ヶ峰の山小屋に暮らし、人の出会い、自然からのたより、はたまた忘れ得ぬ人たちなど日常の暮らしを綴った書です。A5判、320ページ。定価1800円+税。後日あらためて右ページに写真を掲載します。

 晩秋から初冬へ季節は変わります。夕闇迫る頃、西の空が黄金色に輝き、鉢盛山の山影が浮かぶのもこれからの季節です。

 引きつづき、わがヒュッテの訪れホームページをご覧いただければ幸甚に存じます。

 https://javelle-kirigamine.com

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